私立共学校の入試傾向とポイント

青山学院初等部

入学考査1日目

個別

入学考査2日目

行動観察、運動、制作

事前両親面接


入試のポイント

テストは2日間に渡って行われる。1日目は思考力などをみるもので約1時間、2日目は行動観察、体操、制作などで約2時間半行われる。1日目のテストでは、創意工夫する力をみる課題が出題される。日頃から、何か課題を与えられたときにすぐ答えを教えるのではなく、「どうすればうまくいくか」ということを考えさせる習慣をつけておくことが大切である。2日目のテストは長時間で、おやつを食べる時間もあるため、ふだんの様子をしっかりと観察される。最後まで落ち着いて参加することが大切である。制作は自分なりに工夫して作るような課題が出題されるので、日頃から工作道具を身近に置き、いろいろな物を作って用具の扱いなどを十分に身につけておくことともに、身の回りにある物に対して、どんなふうにできているのか興味を持ち、知識を持っておくことが必要である。


学習院初等科

入学考査

個別、制作、体操、指示行動

両親面接


入試のポイント

考査の所要時間は約2時間で、ペーパーはなく、個別や行動観察、体操が行われる。自分の言葉でしっかりとした受け答えができるように、日頃から親子の会話を大切にすること、周囲に惑わされることなく自分で考えしっかりとした態度で行動できるようにすることが大切である。制作は、巧緻性をみるような内容となっているので、用具の扱いだけでなく、紐結びもスムーズにできるようにしておく必要がある。


慶應義塾幼稚舎

入学考査

体操、行動観察、絵画制作

入試のポイント

入試の内容は、例年、絵画制作、行動観察、体操となっている。絵画制作は、与えられた課題に対し、自分でいろいろイメージして作り上げることが求められるので、日頃から用具を身近に置いて、いつでも取り組める環境を作っておき想像力を育てることが大切である。制作中は、いろいろな先生が何度も、何を描いているのかどういう状況の絵なのかなどを聞きに来るので、きちんと自分の言葉で表現できることも大切である。体操もいろいろなものを組み合わせて行うので、外遊びを多くして、運動能力を養っておくことが大切である。またそれぞれの課題は指定されたマークのところで行うので、最後まできちんと覚えておくようにする必要がある。移動中は、「走らない、押さない」などの約束があるので、楽しい中でもきちんと約束を守れる判断力も必要である。


桐蔭学園小学部

入学考査

ペーパー、行動観察、面接

両親面接


入試のポイント

ペーパーは例年、話の記憶、知識、推理からの出題が多いので、しっかりと話を聞けること、自分で考える習慣が身についていることが大切である。特に推理は、基本を身につけ、さらにいろいろな問題に取り組むことで応用力も養いスピードもつけておく必要がある。面接では、日常生活に関する考え方や、学校への協力姿勢などをみられる質問があるので、両親で考えをまとめておく必要がある。子どもの面接は個別テストと同時進行で行われる。


早稲田実業学校初等部

入学考査

ペーパー、行動観察、絵画、個別、生活習慣

親子面接(1次通過者)


入試のポイント

考査はペーパー、絵画、個別、生活習慣、行動観察が行われる。ペーパーは基本的な問題を着実に解答することが必要である。それぞれの課題は、グループごとに部屋を移動して行われる。待ち時間は落ち着いて静かに待てるよう、的確に状況判断をして自分で考えて行動できることが大切である。面接は1次合格者のみ行われ、子ども中心に進められていき、物怖じせずにしっかりとした会話力が求められていく。

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